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新電力の仲介会社を有効に使えば電気はもっと安くできる
自分は会社の事務方の仕事として5~6年前から電気代の削減を検討し、施策を打ってきました。
日本の電気代は6年前の東日本大震災後、原発停止や再生エネルギー法の影響で毎年毎年高騰を続けています。
電気は全て地域地域の電力会社から供給を受けるしかありませんでしたので高くなっても他に選択枝はありませんでした。
しかし東日本大震災前からぽっつり、ぽっつり始まっていた電力自由化が震災を境に一般国民が注目するところとなって法的な環境が整ってきた為に参入業者が増え、価格競争の原理で電気の安売り競争的なものが加速されてきました。
自分の会社は自社のビルや工場を持っており、そこで使う電気代は東京電力から供給を受けていた時代、大きい施設では年間1億数千万円もかかっていました。
何とか電気代を安くしたい一心で新電力会社に電話でアプローチし、言われるままに年間の電気の請求書のコピーを提出し、安くなるか試算してもらったりし、漸く凡そ3年ほど前に新電力会社の一つのE社がA工場の電力契約として提案してくれたプランに切り替え、年間400万円以上安くできたものでした。
しかしA工場の電力契約を東京電力から新電力のE社に切り替えた直後、自分の会社に新電力会社の仲介会社(エネチェンジの様な)から電話が入り、その後、会社に訪問してもらい詳しく話しを聞き、A工場も含めて改めてその仲介会社を通じて幾つかの新電力会社から比較見積もりを出してもらったところ、新電力のE社に切り替え年間400万円以上安く出来たA工場がLOOOPでんきが引き受けた場合さらに数百万円安くできることが判りました。
しかしE社との契約を結んだばかりだったので直ぐにE社との契約を解約することもできず、最低契約期間(E社の場合は1年)が過ぎるのにあわせて新電力の仲介会社を通じてLOOOPでんきに切り替えたものでした。
新電力の比較仲介会社は、素人の自分よりも確実にどの新電力会社はどの様な点に強みがあり、どの様な特徴を持っているなどの情報を持っています。
また新電力会社の数も増えており、直接個々の会社にアポイントを入れ、個別に話しをすることは困難になってきています。
試算してもらう為、既存の電力会社からの請求書を1年間分コピーし、提出しなくてはならないのは手間ですが、電気代が安く出来る仲介会社利用をお勧めします。
因みに自分が利用した仲介者会社への手数料は発生しませんでした。